毎日の味気ない仕事に向き合いながら、忙しく暮らしている。
年度末はとりわけ忙しくて、余裕なんてものは見当たらない。
いつの頃からか、花を飾るようになった。大学生活の終わりの頃かな。花瓶を買ったのがそのあたりだったようにおもう。
就活で疲れていたときかもしれない。
男子大学生の一人暮らしの部屋にも花が一輪あれば、雰囲気も少しは良くなった。
それから月日が経った今も、結婚した今も、花を飾っている。
たった数百円で部屋が華やかになって、少し奥さんが喜んでくれる。
最高に良い買い物だと思う。
みんな気軽に花を買えばいいのに。